離れるということ

留学が終わって京都に帰ってきた。しばらくブログを放置していたので、少しずつこの半年間を振り返ってみようと思う。

パリ郊外の静かな町に住んでいた。秋を過ぎると毎日雨か曇りだったから晴れの日は嬉しくて、家から少し遠いところにある大きいスーパーによく歩いて行った。パリの綺麗な街並みとは違って無機質な町だったけど、高い建物が少なくて電線も山もないから視界が広くて心地よかった。

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フランスに来てから気持ちが不思議なくらい安定していて、そのわけをずっと考えてた(これもそのうちブログで書こうと思う)。

でもきっと、21年間過ごしてきた京都から離れたのが自分の中で意味のあることだったんだろうと思う。

人にはそれぞれ生きやすい環境や条件があって、がんばれる時はがんばれるし、できない時はできない。別にがんばれなくても、誰かの思い通りにならなくても、私の価値は特に変わらない。でも何かにかけた時間や労力はちゃんとずっと自分のものになるんだ。一人になってようやく気づいた!!