日記(2/19〜21)

2/19

体も精神も何だか重たい。昼過ぎに起きて、何かしなければという焦りからしばらく放置していたお皿を洗い、洗濯を回して、翻訳の仕事をした。夕方から、バイト先の新人歓迎会。ぎこちない空気感から始まり、気づいたら全員(というか主に店長が)とんでもなく酔っ払っていた。新しいスタッフとなるギャルは店にブーツを置いたまま裸足で帰っていた。私はなぜか出す必要のない漢気を見せつけ、2次会の会計を全部払っていた。店長はそれまで気を使ってくれた分大変なことになっていて、私もままならなかったので、近くにいそうな常連さんに連絡してどうにかしてもらった。本当はこの日の夜に夜行バスで東京に向かう予定だったけど、バスの予約がいっぱいだったので朝イチの新幹線に乗ることにした。どう考えても早く寝なきゃいけないのに長電話をしてしまい、気づいたら2時半。なんとかお風呂に入って、明日の荷物を作って、3時半くらいに気を失った。

 

2/20

6時半に目が覚める。頭が痛い。メイクもせず急いで家を出る。もうお酒なんか見たくない、という状態で朝から向かったのは酒造会社のインターン。事業説明や質問会だけでなく、ご厚意で日本酒のテイスティングまでさせて頂いて本当に死ぬかと思った。何とか耐えて、まっすぐホテルに向かった。神保町の学士会館。レトロな内装を味わう暇もなく即ベッドに倒れて、しばらく気絶した。夜は東京に住んでいる高校同期たちが一緒にご飯を食べてくれた。留学先でモテ期が来てマリファナを吸ったとか、彼氏に見られたくないメッセージはスナップチャットで送るのだとか、そんな話を聞いて面白かった。2人とも元気そうで安心した。その後、先輩に呼ばれて下北沢に行く。前回行った時はまさにその先輩とベロベロになった思い出の場所だったけど、意を決して終電で帰り、少し翻訳をして、ちゃんとお風呂に入ってベッドで寝た。

f:id:chiffonist:20230221172853j:image

2/21

9時ごろ起きて、1階のレストランで朝ごはんを食べた。昨日ちゃんと帰ってきたのは、この朝ごはんをちゃんと食べたかったから。部屋もちょうどいい広さで、お風呂もセパレートで、こんないい感じの朝食が付いて5,000円なのはすごい。どうせ一人だしカプセルホテルでもいいかなと思ったけど、ここにして正解だった。スタッフさんも親切でありがたかった。

f:id:chiffonist:20230221173042j:image

新幹線で帰ろうかと思ったが、どうしてもお金がないので昼行の高速バスで帰ることにした。神保町から東京駅まで、歩いても電車でも30分だったので歩いて向かった。今日の東京はよく晴れてて暖かかったので、お散歩するのにとても良かった。東京駅周辺はなんというか、都会なのに京都よりもずっと空間にゆとりがあるような気がする。周りに山がないからかな。それとも気持ちの問題か。

ここ最近ずっと調子がよくなかったのは、日光を浴びていなかったからかもしれない。連日お酒を飲む予定が続いていて、昼過ぎに起きる→家にこもってひたすらPC作業→暗くなってからバイトor飲みに行くという感じだったから、それが良くなかったんだろう。ずっと頭にもやがかかっている感じで(二日酔いだからね)、無性に不安で誰かと話したくて、お酒を飲んだら一瞬は我を忘れられるけど、往々にして問題は何も解決しないどころか、そういう時はだいたい変な酔っ払い方をしてさらに悩み事が増えることになる。大して面白いことをする訳でもなく、ただひたすら人を引き止めたり方々に連絡したり彼氏の家と自分の家を間違えて深夜に彼氏を怖がらせたりして、朝起きるたび情けなくなった。もはや、私は酔っ払うと面倒だとわかっているのに懲りずに飲みに誘ってくる周りが悪いということにしたい。とにかく、これからは用事がなくても日中外に出ようと思う。バスの中で映画を観たり本を読んだり外をぼーっと眺めたりしているうちに、自分の中の調和がとれてきた気がする。私の脳内には5chおじさんとヤフコメおばさんが同居していて、自分についての反省点やそれに対する言い訳はいくらでも思いつくけど、ごちゃごちゃ言っても仕方ない。全部完璧じゃなくても、間違えながら少しずつ頑張っていきたい。

f:id:chiffonist:20230221175134j:image